Category : 日常の変化

酒を飲まずにはいられない

「飲酒量が増えた」「お酒で迷惑をかけることもあるのに、それでもセーブすることができない」…そんな40代男性も多いようです。 酒量の調節ができない状態になると、やがてふるえや発汗をともなうアルコール依存症となってしまいます。 酒は百薬の長といわれますが、適量を楽しむようにしたいものです。

◆お酒はほどほどに楽しもう

日本の飲酒人口は約6000万人といわれますが、そのうちアルコール依存症の治療が必要な患者は80万人ほどとされています。世代的には50~60代が多いのですが、40代になるころにはすでに症状が出ており、内科や精神科に入院する人も多数見られます。 今はまだそれほどでなくとも、飲酒量が増えるにしたがって依存を強めていくことも考えられます。

「アルコール健康医学協会」では、純アルコール量40~50グラムを1日の上限と定めています。純アルコール量の目安としては、ビールの中瓶で20グラム、日本酒1合で22グラム、焼酎1合で50グラム、ワイン1杯で12グラムです。できればこれくらいでとどめておいたほうが体には良いでしょう。

お酒には、たしかに心身をリラックスさせる効果があるほか、血中の善玉コレステロールを増やしたり、高血圧や心疾患、脳卒中などの原因となる動脈硬化を防ぐ作用があることが分かっています。しかし、それはあくまで「適量」の場合と心得ましょう。

アルコール健康医学協会

◆週に2日は休肝日!

アルコール依存症は、依存と名のつく通り、自分の意思ではもはや飲酒をコントロールできない状態となります。仕事に支障が出ることが分かっているのにやめられない場合は、すでに依存状態にあるといえるでしょう。

アルコール依存症はうつ病との関連性も指摘されていますし、アルコール性の肝炎や肝硬変、心筋症などを引き起こします。一度依存状態になると、完治させるためにはアルコールを一切断つしか方法がありません。末長くお酒を楽しみたいなら、適量を守る必要があります。

しかし適量も、毎日欠かさず飲むと肝臓にかかる負担は大きいものです。週2日、休肝日を設けるのが理想的とされています。

また寝酒といって、睡眠薬代わりに飲む人がいますが、これは逆に眠りの質を悪くします。睡眠障害につながりますので、夕食時にお酒を楽しみましょう。就寝の3時間前には飲み終えるのが基本です。 40代では、仕事のストレスやプレッシャーから、お酒の量が増える人も多いもの。家族との夕食時に飲む、楽しいお酒にとどめておきたいところです。

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