Category : 日常の変化

怒りをコントロール

会社での責任が増すとともに、多くのストレスも抱えるようになる40代。ついつい怒りを部下や家族にぶつけてしまっていませんか?後になって「あんな事を言わなければよかった」と後悔することも多いのではないでしょうか。

怒りっぽい人は周囲から敬遠されがちで、やがて孤立し、自分自身も大きなストレスを感じるようになります。ストレスはさまざまな病気の引き金にもなるため、放っておくことは健康面からも危険信号となります。

◆怒りを分析する

怒りは、トレーニングでコントロールできるようになります。 まずは、怒りのプロセスを自分自身で把握することが大切です。 怒りは、目の前の事象のみで起こるものではありません。 たとえば、部下が失敗したという場合では、もともとその部下の仕事ぶりが気に入らなかったとか、部下の言動が気に触ったなど、怒りの前触れとなる事象が蓄積されていたものと思われます。

さらに、上司からの締め付け、その日の体調など、さまざまな要因から「怒りを感じやすい」精神状態となっている所に部下が失敗し、怒りの爆発となったものと思われます。 最近、怒ったときの様子を思い出し、その時の自分がどんな状態だったかを冷静に分析することが、怒りを表出しないための第1歩となります。

◆相手の立場で物事を見る

次に、相手の目線を意識してみると良いでしょう。 たとえば上の例では、失敗を報告した部下の立場になって考えてみます。誰しも、失敗の報告は嫌なものです。必ず叱られるだろうと分かっていながら、報告をせねばならなかった部下の心のうちには、どんな感情があったでしょうか。自分なら、上司からどんな言葉をかけてもらいたいでしょうか。 相手目線で状況を分析すると、怒りを感じることは少なくなります。

◆ルールを手放す

最後に、自分を甘やかす、と言う方法があります。 怒りを感じやすい人の多くは、自分自身に対して非常に厳しいルールを持っているという傾向があります。 「こうしなければ、こうでなければ」など、これまでの人生で、自らを厳しく律してきた人にとって、いい加減な仕事や、楽な方法で仕事をこなすなどが我慢できないので、反射的に怒りをぶつけてしまいがちなのです。

しかし、明らかな手抜きは困りますが、楽な方法は仕事の効率を高めるためにはむしろ歓迎されるべきなのです。 パソコンが普及しはじめた当初は、「こんな楽をしていいはずがない」と、一部の人間は一切パソコンで仕事をしないという選択をしましたが、それが間違いであったことは言うまでもありません。

一度、自分がどんなルールに縛られているのかを紙に書き出してみるとよいでしょう。 たとえば、「遅刻してはいけない」「納期は守らなくてはいけない」「親孝行しなければいけない」など、思いつく限りのルールを書き出してみると、その多さに自分でも驚くかもしれません。

その中から、本当に自分に必要なルールのみを残し、捨ててしまえるものはどんどん捨てることで、自分を解放し、他人に対しても寛大になれることと思います。 良好なコミュニケーションを通して多くの味方を手に入れることは、百万の富を手に入れるより重要だということは、多くの成功者が口にしている言葉です。 怒りをコントロールし、人生を楽しく過ごすことで、あなた自身のストレスも軽減し、健康に生きることにつながるでしょう。

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