Category : 検診を受けよう

年に1度はがん検診を

40代になると、がん検診の案内が多く届くようになります。それだけ40代から、がんの発症リスクは高まるのです。 年に1回の検診を受けるようにすることで、多くのがんを早期発見することができます。

◆男性は症状を我慢してしまう!?

厚生労働省が発表している統計によると、40代前半の男性の死因でもっとも多いのは自殺です。次いで、がんなどの悪性新生物が2位となっています。 特に若ければ若いほど、がんの進行が早まることはよく知られています。厳密にいえば、年齢というよりがんの組織型が、若い人と高齢者では異なることが多いためです。たとえば胃がんでは、若い人ほどがん細胞がバラバラに発生する「低分化腺がん」が多く、高齢者に多い「高分化腺がん」よりも進行が早い特徴があります。 発見が遅れれば、がんの診断を受けてからあっというまに命が尽きてしまうことも珍しくありません。

さらに多くのがんは、初期症状が乏しいものです。初期の段階から「これはがんだ!」と気づくようなケースはごく稀で、体に明らかな不調が現れたころには既にかなり進行した状態であることがほとんどです。 しかも40代といえば働き盛りですし、男性は女性よりも病院に行きたがらない人が多いため、ちょっとした不調なら我慢してやり過ごしてしまう人が非常に多くみられます。

どんながんでも、ステージⅣといわれる遠隔転移のある病期で発見されれば、生存率は大幅に落ちてしまいます。自分のためにも家族などの大切な人のためにも、年に1度のがん検診は「絶対必須」と心得ましょう。

◆自宅でできる検査キットも

40歳を過ぎると、自治体でおこなわれる多くのがん検診の対象となります。特に日本人に多い、胃がんと肺がん、大腸がんの3つはかならず受けたいものです。 がんの多くは生活習慣から来るといわれますが、中には遺伝によるものもあります。特に大腸がんなどは、家族性のものも一定数みられますので、自分はハイリスクだと思う人は、こまめにチェックすることが望ましいでしょう。職場や自治体の検診だけではなく、より詳しい内視鏡検査を受けられる人間ドックに入ることも大切です。

忙しくてなかなか検査を受ける時間がとれない人には、自宅でできる郵送検査のキットも多数販売されています。胃がん、肺がん、大腸がんのキットもありますし、男性特有の前立腺がんなども調べられます。ただし、がんによっては簡易的な検査しかできませんので、あくまで1つの目安として活用しましょう。 もしも陽性が出た時には、医療機関で詳しい検査を受けることも必須です。

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