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がん検診を受けましょう

がんは人の死亡率のトップです。これは今までもそうですし、これからも暫くは変わりそうにありません。あなたの周りにもがんと診断された人はいるのではないでしょうか。

幸い自分には無くてもそれは単に知らないだけか、もしかしたら次の検診では見つかるかも知れません。実はそれ位にがんは常に自分のことと意識していかなくてはならないような病気となっているのです。 いろいろな議論のあるがん検診ですが、あとでがんと分かったときには、もっと早くに検診を受けていればよかったと後悔するのかも知れません。

昔、交通事故での死亡者数は毎年1万人というペースが続いておりその数字が今でも印象に残っている人は多いかもしれません。 それが2000年前後から減少傾向にあり、2016年では戦後最少の4,000人以下となっています。 いろいろな理由があると思いますが、これ自体とてもいいことだと思います。 ただ、その2016年の日本人全体の死亡者数は約130万人と、過去最高レベルとなっているのはご存知でしょうか。

この数字は交通事故で亡くなる方の割合が0.数%と、数字上では誤差とも言えるようなものです。 それでは日本人全体の死亡者数は何がその数を占めているのでしょうか。 その第一位ががんで、全体の約29%(約37万人)を占めています。これは死亡者数の約3.5人に一人ががんでお亡くなりになっていることになり、更にこの割合は増加をしています。

がんの克服は私達みんなの願いですが、この現状はよく知っておくことが必要でしょう。 因みに、死亡者数の第二位は心疾患(約15%)で、第三者は肺炎(約9%)となっています。 参考として、心疾患とは、心臓の機能が停止してしまう病気の総称であり、代表的なものは狭心症と心筋梗塞になります。

更にがんは年齢と共に増加し、男性では65-69歳、女性では55-69歳がピークとなります。 この年齢は死亡者数のピーク世代ですので、この若さでの不幸は本人の無念さ、そして残された家族のことを考えると、他人事ではなく常に自分のこととして考える必要があるでしょう。 尚、がんの主な部位別死亡率は男女で違いがあります。

男性は、肺がだんとつに多く、二位の胃のほぼ2倍にあたります。三位が大腸です。 それに比べて女性は部位による差が少なく、大腸・肺・胃がトップスリーなのは男性と同じですが、その差は殆どありません。 問題だと思うのはそれらの増加率で、男性は更に肺と大腸が、女性は大腸・肺・乳房のがんが昔からずっと増加傾向にあることです。とくに男性の肺の増加率もだんとつです。 これらの原因は分かっていませんが、ますますがんは他人事では無くなってきているのを感じます。

◆健康診断を受けましょう

そこでがん検診ですが、早期発見早期治療はマストであると思います。 それについてはいろいろ異論もありますが、少なくとも何でもないことが分ければ安心でしょう。仮に何か見つかっても簡単に対処出来る場合もあります。

例えば大腸がんでの例として、大腸カメラ検査で見つかってもまだ小さなポリープであれば簡単に切除出来ます。それが知らずに大きくなっていれば大腸がんになる可能性が出てくるのです。 がん検診に関しての問題点も、幸いにして何も無いことが分かる場合はその一点に限っては、いいことなのだと思います。

ただ、今はがんに対する治療方法も大きく進歩している途中です。時々NHKスペシャルでもがん治療に関する話題がありますが、それは目覚ましい進歩も発表されているようです。 それらの進歩を一般人はなかなか知る機会はありませんが、テレビやインターネットの情報は重要ですので関心をもつようにしたいものです。

◆自治体の援助を活用する

自治体によるのかも知れませんが、40歳以上のがん検診が推奨されています。 会社勤めなどでは年一回の健康診断はありますが、がんを見つけるところまではなかなか行かないのが実情です。

専用の検診を受けることが必要でしょう。 ある自治体では、肺がん検診・胃がん検診・大腸がん検診は40歳以上、前立腺がんは50歳以上で年一回、更に女性は子宮がん検診は20歳以上で、乳がん検診は40歳以上(共に2年に一回)で受診の案内が来ます。

これは単に案内だけではなく受診料の補助もありますので、区役所や指定の医療機関にその旨を伝えると手軽な料金で検査を受けることが出来ます。 たまに市町村発行の新聞が自宅に配布されてくると思いますが、見ずにそのまま捨てるのではなく、必ず目を通すようにしましょう。 初めて検査を受ける人は、当然ですがいろいろな経験をすることになります。

特に胃カメラ大腸カメラ検査は人によっては耐えられない検査となることもありますが、逆に全身麻酔が出来ればこんなに簡単に終わる検査もありません。(ちょっと恥ずかしいところもありますが) もしこれらの検査を受けてみようと思ったら、周りに必ず経験者がいますのでその人達のアドバイスを受けたほうが気分よく?検査を受けることが出来ることは間違いありません。

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