Category : 日常の変化

足が攣り始める

ほんと歳をとるといろいろなことが起こってきます。イヤになる位です。 寝て起きたらその瞬間にいきなり足が攣って、その痛みと足の痙攣で暫くそのまま動けなくなることがなります。

しょっちゅう起きることじゃないのでまだ大丈夫かなとは思いますが、時々思い出した頃に起きるんです。まあその痛さで思い出す訳ですが。 この攣るというのは「こむら返り(腓返り)」とも言うようですが、こういうのを聞くと素直な疑問が起きてきます。さてコムラとはどんな意味で何がカエリなのでしょうか。

調べました。コムラとはそのまま「ふくらはぎ」のことでした。今では使われませんが、平安時代から使われていた言葉のようです。 攣るという状態がそのコムラがひっくり返るように感じたことから「こむら返り」と言われ始めたようです。 コムラは今でも地方の方言としては残っているようですが、標準語としては単独では使われることはありません。それが、こむら返りという言葉は今でも生きているというのがある意味面白いところです。

ただ、そう面白がってばかりもいられません。 足が攣るというのは健康な人にも普通に起きることなのですが、それが度々起きる場合は要注意です。 攣り易い状態を何も考えずにそのまま放置しておくと、ふくらはぎの筋肉が損傷し、肉離れを起こしてしまう可能性があり、夜中に足が攣り易い人は睡眠障害になる可能性もあります。 肉離れは足の攣る状態を経験すればこれは足を痛めると体感上からも分かると思いますし、足が攣った状態だととても睡眠をとれるものではありません。

◆足が攣るというメカニズムと対策

もともと、この足が攣るというのはどういう状態でしょうか。 これは自分の意思ではコントロール出来ないことからも分かるように、足の筋肉を動かす神経が暴走した結果です。 特にふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)がもっとも攣り易い部分です。筋肉は筋繊維で出ていますが、この筋繊維の一部が暴走して大きく縮み、縮まない正常な筋繊維とのズレが痛みのメカニズムとなります。

この筋繊維の一部が暴走する理由はまだ分かっていませんが、現象があれば原因があるように、現在ではカルシウムやナトリウムなどのミネラル不足がその原因ではないかと考えられています。 ミネラルは筋肉や神経の動きを調整している物質であることからそう考えられています。

足をツッた場合は、そのままの状態をただ保つだけで、痛みが収まるのをただ待つだけで精一杯だと思いますが、 予防策としては、寝る前に水分とミネラルの補給、これはスポーツドリンクでいいでしょう。そしてお風呂や寝る前にふくらはぎのマッサージを行うことが有効です。

勿論、毎日の適度な運動も行うようにしましょう。 また、普段からミネラルが豊富な食べ物を十分とることも重要です。 海藻類や大豆などの豆類、果物、緑黄色野菜、乳製品などです。ミネラルをバランスよく十分に摂ることが大切です。 適度な運動とバランスのよい食事は足が攣る対策というだけではなく、全ての健康のもとになるものです。

◆そして気を付けること

注意しなければいけないのは、足が攣る状態が頻繁に起きる場合はその原因が潜在的な病気のせいである場合もあるという事です。 その場合、並行して次のような症状がないかも確認してください。

腰痛がある、むくみがある、手足の麻痺や言葉のもつれがある、喉が乾く、などです。 これらがあると、椎間板ヘルニア、腎疾患、脳梗塞、糖尿病が、実は潜んでいる可能性もあると言われています。 たまに足が攣るというなら問題はありませんが、頻繁に起きるようでしたら、迷わず医療機関で診察を受けることをお勧めします。

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