Category : 日常の変化

走ると転びやすくなる

子供が小学校に通うようになると、運動会があります。 それは子供の成長が嬉しくなる瞬間であり、家族や自分の両親親戚も楽しみなイベントです。 そして親は見に行ってお弁当を食べるだけでなく、子供と一緒に参加する競技に出ることにもなります。

一時話題になりましたが、子供の運動会に参加して走る競技で続出する転ぶお父さん達。 子供の頃は走ることに自身があったとしても、もう何年も何十年も真剣に走ったことが無いお父さん達は、子供や家族の前でいいところを見せようとつい頑張ってしまいます。

そして結果は転倒続出となり、最近では運動会でお父さん達の競技は少なくなっているようです。 同じような話として、会社の体力測定があります。 短距離走まではさすがにありませんでしたが、反復横跳び、垂直跳び、肺活量測定、背筋力測定、握力測定、腹筋回数カウント、それからどこまでエビ反り出来るかの高さ測定など色々あったものです。 それが今はどうでしょう。

体力測定そのものが無くなりました。 理由は簡単。怪我人続出だったからです。 どうしても皆頑張ってしまうのですね。先程の子供の運動会と同じです。 年甲斐もなく?それも急に無理をしてしまって転んだり怪我をしたいりするのです。

◆それは運動の時に限りません

会社では体力測定が無くなった代わりというわけではないでしょうが、今盛んなのは職場や通勤時の事故情報です。 毎月一回、安全衛生に関する報告会があって、どこの工場でこうの作業中に怪我をした人がいます。原因は何で対策はこうで。

それから他の事務所では朝の通勤時に事故がありました。電車に乗り遅れそうになったので階段で転んで手に怪我をした、信号が赤になりそうなので走ったら転んだ、 自転車通勤の人が雨の日に傘の片手運転のせいで滑って転んで脚に怪我をしました等、これらの事故情報は絶えることがありません。

体力の低下は気付きやすく、ウォーキングやジョギングを始めたり、お金を出して強制的に運動する覚悟を決めてのジム通いをしたりします。 でも、運動神経は実はあまり衰えては行きません。このギャップが怪我の元になるのです。 つまり身体がついて行かないということです。

頭の中では無意識でもこれは行けると脳と神経は判断する状況というのは、例えば全力疾走とか、階段を走って降りるとか、自転車で片手運転するとかですが、それは過去の上手くいった時の経験値からの判断です。 悲しいことに、歳をとって同じことしようとしたとき、昔と同じように身体が動かず、転んだり怪我をしたりするのです。

◆対策は体力づくりしかありません

体力づくりをしないとどうなるか。運動会で転ぶだけでは済みません。先程の普段のちょっとした行動、それも反射神経的に動いてしまうことが怪我につながってしまいます。 これは避けることが難しいものです。 日頃のちょっとしたところからの体力づくりが大切になってきます。 職場で朝のラジオ体操がありませんか。あるなら積極的に参加しましょう。恥ずかしいと思うかもしれませんが、真剣なラジオ体操はいい運動になります。

終わったあとに、首の回す運動や、アキレス腱を延ばす運動も付け加えればいいでしょう。 気を付けなくてはいけないのは、決して無理をしないことです。アキレス腱も軽く延ばす程度で十分です。毎日続けることが大事なのです。 それからエレベータでなく階段を使うようにする。これは始めるとその効果がすぐに分かり驚くかも知れません。最初はきつい階段の上りも、段々きつく無くなってくるのです。そして下りは危ないので走らないようにしましょう。

土日の朝はウォーキングがいいですね。 朝は眠くてずっと布団にいたり、一日だらだら過ごすのも確かにいいものですが、それは習慣的なものです。朝のウォーキングも習慣づけるとそれが当たり前になるのです。 朝のウォーキングはストレス解消にもなります。朝の軽い運動は気分のいいものです。 朝、窓の外を見ると犬の散歩や、ウォーキングをしている年配のご夫婦、ジョギングしている若い人達が沢山います。

少しでも健康な自分を守るのは自分しかいないのを皆さんよく分かっているのです。そして、子供と一緒に運動会を走れるのは今しかありません。 無理せず、軽い運動を、なるべく長く続ける。それが大切なのは実は皆さん自身も実は気付いているのでしょう。あとは運動を始めるきっかけだけなのかも知れません。

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