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血圧が高くなった

健康診断で血圧を測ったら、以前よりも高くなっていることに気づく40代男性も多いと思います。 血圧の正常値は、下が85から、上が130未満です。 40代では生活習慣病のリスクが高まり、高血圧になりやすいため、意識的に血圧を下げる生活をしましょう。

◆あらゆる病気につながる怖い症状

「血圧が高めですね」と言われても、さしたる不安は感じない男性が多いかもしれません。血が出た、腫瘍が見つかった、というケースとは異なり、今一つ危機感が少ないのが高血圧です。

しかし高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、あらゆる疾患を誘発するリスクがあります。また自宅に血圧測定器を置いている人でないと、徐々に数値が上がっていることにもなかなか気づけません。

そもそも血圧とは、血液が流れる時に血管の壁にかかる圧力のことを指します。血圧が高いまま何年も続けば、血管が圧迫されて弱まることは想像がつきます。 血管が硬くなる「動脈硬化」にもつながりますし、血管が狭くなることでコレステロールや中性脂肪などがたまりやすくなり、ドロドロした状態になっていきます。

やがて血管がボロボロになってしまい、心臓病や脳卒中、腎臓疾患などのあらゆる病気にかかりやすくなります。特に狭心症や心筋梗塞といった「虚血性心疾患」を併発する人が多く、高血圧は心臓病の大きなリスク因子の1つに数えられています。 さらに糖尿病や高脂血症を併発すると、ますます高血圧は悪化していきます。

◆高血圧になりにくい生活を

高血圧そのものに自覚症状はないため、こまめに測定することでしか把握できないのが現状です。ドラッグストアなどにも、手軽に血圧を測れる機械が売られていますので、40代以上になったらぜひ手元に置いて、日々の健康チェックに役立てましょう。

対策としては、まず塩分を控える必要があります。特に日本人は、食事の内容からも塩分をとりすぎる傾向がありますので、たとえばお味噌汁は1日1杯にするなどの工夫をしたいところです。

1日に摂取する塩分の目安としては、男性では10グラム未満とされていますが、既に高血圧の人では6グラム未満が推奨されています。日本人の平均的な塩分摂取量は、1日10グラムを越えていますので、半分におさえる努力が必要になります。

さらに肥満も、高血圧と深い関わりがあります。BMIが標準値を越えている人、腹囲が85センチ以上の「メタボ体型」の人は、高血圧が多いことが分かっています。 食べ過ぎを控え、運動をすることはすべての健康の基本ですが、高血圧対策にもやはり重要といえそうです。

さらにストレスや寒さも血圧を上げるため、これらを避けることも大切です。冬場は脱衣場を温めるなどして、急な温度変化に体がさらされないように気を付けましょう。また高血圧の人は、サウナや水風呂も控える必要があります。

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