Category : 元気がなくなってきた

笑わなくなったら、危険な兆候です

最近、笑うことが少なくなっていませんか? 子供の頃は、毎日新鮮な出来事に出会い、夢中で追いかけることもたくさんあったと思います。しかし、年齢を重ねるにつれて、感情が大きく動くことは減っていきます。 お笑い番組もどれも同じでつまらない、大好きだったスポーツ番組も、最近あまり面白くない・・・。 もしもそう思うことが増えてきたのなら、それはうつの危険信号かもしれません。

◆うつ病って、どんな病気?

うつ病は、重篤化するとやがて自殺へと続く、いわば死に至る病です。 40代男性の死亡原因として、がんに続く2位となっている自殺ですが、亡くなった人の9割が何らかの精神疾患を持っていることが指摘されています。

また、うつ病の患者は精神疾患の中でも非常に多いため、うつ病の予防、または初期の段階での適切な治療は、非常に重要だと考えられています。 少し前に「うつ病は心の風邪」などという言葉が流行しましたが、有識者からは「うつ病は風邪どころではなく,もっと深刻な病である」という指摘もあるなど、きちんとした治療が必要な疾病なのです。

うつの初期症状として、さまざまな感情を感じにくくなる、というものがあります。 長年、夢中で打ち込んでいた趣味が急に楽しくなくなったとか、いつも陽気だった人が急に笑わなくなった、大ファンだった歌手に急に興味がなくなったなどは、感情を感じにくくなったために起こる現象だと考えられています。 原因として、脳内で気分や思考、意欲などを伝達する役割を持った「セロトニン」「ノルアドレナリン」が減少していることが影響していると考えられています。

このうち、キーとなる物質はセロトニンです。セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンをコントロールする働きを持つ、いわば司令塔です。セロトニンを増やし、その他の物質をしっかり管理させることで、野放し状態で過剰に分泌されていたノルアドレナリンを適量に調整し、慢性的な不足状態を解消できるのです。 そのため、まずはセロトニンを増やす生活を心がけることが第一となります。

◆うつ病を予防する生活習慣とは?

セロトニンは、早寝早起きと適度な運動、太陽光に浴びることで増加するといわれています。 うつ病の症状として不眠症、朝がつらい、などが挙げられていますので、注意して早起きを心がけなければ、どんどんセロトニンが減少し続けることになり,症状が悪化します。

朝、30分だけ早く起きることから始めましょう。一度にあれもこれもと欲張ると、長続きしません。まずは朝起きること、それがクリアできたら次は外に出る事、その次に散歩、というように、少しずつ朝の習慣を改善すると良いでしょう。

また、腸内環境を整えることでセロトニンの増加を促すことができます。 腸が正常に働いていると、セロトニンの原料となるさまざまな物質が生成され、血液を通して脳に運ばれてセロトニンが生成されます。腸に良い食生活をすることで、セロトニンを増加させることが可能です。

早寝、早起き、適度な運動と食生活の改善は、うつ病だけでなく多くの成人病の予防にもなります。体も心も健康で生き生きと過ごすためにも、健康的な生活習慣を持つことが大切です。

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