Category : 睡眠時のあれこれ

トイレに行く回数が増えた

夜、寝ている間にトイレに立つことが増えた。 以前はそんなことなかったのに…とひそかに悩んでいる40代男性は多いのではないでしょうか?40代以上の世代では、夜間頻尿に悩む人は実に7割ともいわれるほど、珍しくない症状です。

ただし、何らかの病気の前触れである可能性もありますので、一度泌尿器科を受診してみるほうが安心です。

◆前立腺肥大による夜間頻尿

通常、健康な成人では、1日に約6~7回の排尿がみられます。1回ごとの尿の平均は、200~300cc前後です。しかし夜眠っている間は膀胱にためられる尿量が多くなり、簡単に尿意をもよおさないように出来ています。

誰でも、就寝前に飲み物を多量に摂取すると、睡眠中でも尿意を感じることはありますが、特に思い当たることがないのに頻繁に起こる場合は、何らかの原因を疑ってみる必要があります。

特に男性の場合、前立腺に異常が起こっているケースが考えられます。もっとも代表的なのが「前立腺肥大症」です。前立腺は通常、栗のような形と大きさをしていますが、加齢とともに肥大するのが一般的です。前立腺は膀胱に隣接しているため、肥大すると膀胱を圧迫し、トイレが近くなります。 40代から徐々に肥大化がみられ、50歳以上では約2割の男性に前立腺肥大症が認められています。

前立腺肥大症が悪化すると、最終的に前立腺を切除する手術になり、全摘出の場合は射精ができなくなってしまいます。早めの受診と治療が肝心です。

医学・健康情報サイト・前立腺肥大症

◆糖尿病や腎不全にも注意!

その他、コーヒーやお茶などを頻繁に飲む人は、カフェインの利尿作用で頻尿につながります。アルコールにも利尿作用がありますので、適量を夕食時に楽しむのがいいでしょう。 また睡眠が浅いことも一因となります。体が「熟睡モード」に切り替わらないために、ためられる尿の量を減少させてしまうことがあるのです。

さらに気をつけたいのが糖尿病や慢性腎不全の可能性です。 糖尿病において、喉の渇きは典型的な初期症状です。昼夜を問わず多飲多尿となりますので、思い当たる方はぜひ一度受診しましょう。また慢性腎不全においても、尿を濃縮する能力が低下するために、夜間でも多量の尿が作られてしまいます。 夜間頻尿が病気発見のきっかけとなることも多いため、明らかに夜トイレに立つ回数が増えた人は、泌尿器科を訪れてみることをおすすめします。

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