Category : 日常の変化

声がかすれる・息が上がる

タバコの弊害が叫ばれるようになって久しい日本。 タバコの値上げ、路上喫煙の禁止や分煙、公共施設の敷地内での禁煙など喫煙者にとっては徐々に住みにくい世の中になってきています。 それでもタバコは止められない!という愛煙家も未だに多いようです。 しかし、健康の面からいえばやはりタバコは百害あって一利なしと言えるでしょう。

◆見た目にも影響する

スモーカーズフェイスという言葉をご存知でしょうか。喫煙者には独特の外見的特徴が表れます。 タバコに含まれるニコチンの影響で血流が悪くなり、特に皮膚の毛細血管まで栄養が行き渡らなくなるため、シワや肌のくすみが起こりやすくなります。

また、ビタミンCを大量に消費することもよく知られていますよね。その結果肌のハリ成分であるコラーゲンやエラスチンが破壊され、みずみずしさも失われてしまいます。 つまり、老化が進みやすくなるということなのです。

◆声がかすれることはありませんか?

タバコの害はそれだけではありません。 煙が声帯を通るため、声がかすれたりガラガラになったりします。特に喫煙する女性に多いようですが、男性も当然影響を受けます。

声のかすれはタバコの他風邪などによる声帯の炎症や声帯ポリープが原因であることが多いのですが、喉頭がんの初期症状にも見られます。 タバコを控えたり声を出さないよう数日注意していても軽快しなかったり、喉に異物感がある時は耳鼻科を受診するようにしましょう。

◆すぐに息が上がるのは年のせい?

最近喫煙習慣のある中高年男性に増加している疾患にCPOD(慢性閉塞性肺疾患)があります。 長期間に亘ってタバコを吸い続けることで気管支が炎症を起こし、呼吸機能が低下するものです。 別名を「タバコ病」「肺の生活習慣病」と言うことからもわかるように、喫煙が最大の原因であるとされています。 その症状は慢性気管支炎と肺気腫。

慢性気管支炎によって常に咳や痰が見られるばかりでなく、肺の細胞が破壊されてスカスカになり、弾力性がなくなります。 禁煙や適切な治療を行わないと、軽い運動でも呼吸困難を起こしたり、呼気が充分に行えないために安静時でも息苦しさを覚えるといった深刻な状態になりかねません。 実際、現在では世界の死亡原因の第4位に数えられるほど増えてきているのです。

もちろん咳や痰は肺がんなどの重病の可能性もあります。 喫煙習慣のある人はそれだけリスクも高まるため、定期健診は欠かさないようにしましょう。 体のことを考えれば、最も有効なのは禁煙することです。 最近では禁煙外来も一般的になってきており、タバコをやめるためのサポートも受けられるので、自分一人では難しいと思ったら相談してみてはいかがでしょうか。

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