Category : 体型の変化

体重が減ってきた

体重が増えるのも問題ですが、40代になって急に減少するのも心配なことです。 精神的な心配事を抱えていて、食欲が低下することも考えられますが、中には思わぬ疾患からくるケースもあります。 目安としては「20歳のころの体重より5キロ以上減った」場合、かならず受診するようにしましょう。

◆メンタルからくる体重減少

仕事のストレスが続くと、緊張時や活動時にはたらく交感神経がつねに優位となり、リラックス時にはたらく副交感神経が抑えられることで食欲が減退します。 またストレスは、胃炎や胃潰瘍、下痢の引き金にもなりますので、食事量の減少や、消化吸収の悪化も考えられます。 ストレスフルな現代では、この状態にある40代男性はかなり多いでしょう。

またうつ病においても、食欲減退は典型的な症状です。食べる気力がわかなくなり、体重が減っていきます。 こういったメンタル面からくる体重減少は、心療内科や精神科で薬を処方してもらうのが、もっとも確実な治療法です。今や心療内科は多くの人が気軽にかかる科ですので、深刻な身体の不調をきたす前に、ぜひ受診して相談しましょう。

◆身体的な疾患からくる体重減少

どちらかというと肥満の人が多いイメージのある糖尿病も、体重を減少させる疾患です。インスリンの分泌が低下することで、食事から摂取した糖質をエネルギーとして利用できなくなり、代わりに脂肪や筋肉を分解して利用するためです。 体に大切な成分を消費してしまうことになりますので、危険な状態といえます。

その他、胃腸にまつわる疾患も代表的です。胃炎や十二指腸潰瘍では、胃痛による食欲不振から体重が減少しやすくなりますし、胃がんも進行すると、胃痛や嘔吐、吐血などにともなって食欲が減退し、体重減少がみられます。 大腸がんも、体重が減り始めたころには既に進行していることがほとんどですので、定期的ながん検診は欠かせないといえるでしょう。

上記のほかにも、甲状腺ホルモンの過剰分泌による「バセドウ病」や、結核や免疫異常などによって副腎皮質ホルモンの分泌が低下する「アジソン病」でも、体重減少が多くみられます。

一般的に、20歳の体重より5キロ以上減少すると、死亡リスクが3~4割ほど増加するとされ、特に40代男性においてはこの相関性が顕著です。 肥満も当然、健康被害をもたらしますが、死亡リスクを高めるという点でいうと、体重減少のほうが深刻であるといえます。急激に減った人は、すみやかに病院にかかりましょう。

体重減少(タケダ健康サイト)

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